ガソリンスタンドで平和に暮らす男が逃れられない過去を清算しに行くっていう、ちょっと「ヒストリー・オブ・バイオレンス」に似た話で、複雑な展開からまさかのラストに驚き。自分を諦めさせる男の愛にグッとくるんだよね。
ロバート・ミッチャムが頭の切れるジェフを好演してて、時代なんだろうけどタバコ吸い過ぎ(笑)
ジェーン・グリア演ずるキャシーが美し過ぎて、どうにも悪い女に見えないところが作品のミソ。最後の最後で表情に本性が滲むのが上手かった。
耳の聞こえないジェフの相棒のキッドがまたなんともいい味出してて、ラストシーンは最高に粋だったね。