らりる

ダウト 〜偽りの代償〜のらりるのレビュー・感想・評価

ダウト 〜偽りの代償〜(2009年製作の映画)
3.2
連勝ばかりで怪しい検事の捏造を暴くために、わざと疑われるように仕向け検事の捏造と冤罪が生まれる瞬間をスクープしたいジャーナリスト。

自分が無罪である証拠のテープを同僚に託すけど、色々あって有罪になり死刑判決に…

ここまで観て、もしかして本当は無罪なのに死刑になっちゃう胸糞映画なのかな?と思ったけど違った。

最後はどんでん返しもあって普通に面白かったんだけど…何か色々と雑なのが残念。

検事が捏造してたのは本当だったけど、こんなのすぐバレるやろ?ってくらい雑。
同僚や主人公の彼女を始末しようとする時も、なかなか堂々とやるのね。

あと主人公が過去に賞を獲ったドキュメンタリーの映像。インタビューを受ける黒人女性の手がわざとらしいくらアップされて、その後主人公に容疑がかかる被害者女性も黒人。絶対何かあるな…と映画好きな人なら分かりやすい伏線だと思う。

映像や演出などが、なんとなく80〜90年代っぽかったから2009年の映画でビックリ。昔の映画のリメイクみたいなので、ワザとだったのかな?

オリジナルは、かなり古い作品みたいなので当時の映画としては、このどんでん返しは凄いと思う。
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