Jeffrey

ゴースト・ストーリーのJeffreyのレビュー・感想・評価

ゴースト・ストーリー(1981年製作の映画)
3.0
「ゴースト・ストーリー」

本作は1981年にジョン・アーヴィンがピーター・ストラウブの同名小説を映画化したもので、原作に」キャリー」のローレンス・D・コーエンが脚本を執筆して監督した今まで国内でソフト化されていなかった作品で、ようやくシネマライブラリーから発売され、BDを購入して初鑑賞したが面白い。どうやら日本国では公開されておらず、1993年に日曜洋画劇場で「ゴースト殺人事件/黒衣の死美人」のタイトルでテレビ放映されたみたいだ。さて、物語は街の名士たちが集まり、怪談話に興じるチャウダー会。そのメンバーである父から、兄の急死を知らされて久々に帰郷したドンだったが、滞在中に父まで謎の死を遂げてしまう。遺品の中に気になる写真を見つけた彼は、チャウダー会に参加するリッキーと会う。彼もまた毎晩悪夢に悩まされ、忍び寄る死の影に怯えていた。チャウダー会にまつわる衝撃の過去とは?写真に隠された秘密とは?半世紀にわたって封印されてきた女の怨念が蘇る時、小さな街が惨劇の舞台と化す…と簡単に説明するとこんな感じで、アカデミー賞受賞スタッフが集結した怪奇映画として有名で、あまりにも隠れていたため、その存在が浮き彫りにされていないが、「エクソシスト」のディック・スミスなどが特殊メイクを担当している。残念なのは地上波されているのに今回の円盤の中に吹き替え版が入っていないことだ。
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