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ジャンク・シティー/屍肉の館のpuppetmanのレビュー・感想・評価

3.0
映画に情熱を注ぐ20代の若者が勢いに任せて映画を作ると時にとんでもない作品を叩き出すことがある。

ライミの「死霊のはらわた」やピージャクの「バッドテイスト」、フーパーの「悪魔のいけにえ」、リンチの「イレイザーヘッド」、古くはロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」等枚挙に暇がない。

彼らほどメジャーではないがその下にフランク・ヘネンロッター「バスケット・ケース」とかドン・コスカレリ「ファンタズム」、ジム・ミューロー「吐きだめの悪魔」など、いずれもカルトムービーとして確固たる地位を築いている一群がある。

そしてこのグレゴリー・ランバーソンの「ジャンクシティ」ですよ。

上記の強者達ほど才能はないかもしれないが、変態度では負けてない。

謎の緑のヨーグルトを食べた人が汚く溶けまくるというホラーファン以外には絶対ウケない本作で名を売った。

ラストの脳ミソがウネウネ逃げ出し、細切れにされるシーンなんかはもう、「こんなもん俺以外誰が観るんだ?」とホラーマニアなら誰もが思っただろう。

そして彼は
2010年に何を血迷ったかリメイク的な続編まで作ってしまう。
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