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悪魔の赤ちゃん2のtbsk9unのレビュー・感想・評価

悪魔の赤ちゃん2(1978年製作の映画)
3.1
前作が素晴らしかっただけに、色々と残念だった。前作にあった「母対父」の構図が「フランク一味対政府」になり、それだけで深みが無くなってしまっている。フランクが出しゃばりすぎ。

フランク一味も「化け物だとしても同じ生き物だ」ということをベタなセリフで言うばかりで、中身が全然ない。

途中までは前作と同じ法則(赤ちゃんははっきり映さない、赤ちゃんの視点はブレさせる)に従っていたのが、途中からはっきり映されるようになり、単なる化け物みたいな扱いになってしまった。

両親の心理が全く読めず、ラストシーンもよく理解できずに終わった。結局何がしたかったのか。

あとはフランク一味とお父さんが似ていたので、普通にお父さんはあそこで死んだかと思ってしまった。その辺の雑さもマイナスだった。
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