前作が素晴らしかっただけに、色々と残念だった。前作にあった「母対父」の構図が「フランク一味対政府」になり、それだけで深みが無くなってしまっている。フランクが出しゃばりすぎ。
フランク一味も「化け物だとしても同じ生き物だ」ということをベタなセリフで言うばかりで、中身が全然ない。
途中までは前作と同じ法則(赤ちゃんははっきり映さない、赤ちゃんの視点はブレさせる)に従っていたのが、途中からはっきり映されるようになり、単なる化け物みたいな扱いになってしまった。
両親の心理が全く読めず、ラストシーンもよく理解できずに終わった。結局何がしたかったのか。
あとはフランク一味とお父さんが似ていたので、普通にお父さんはあそこで死んだかと思ってしまった。その辺の雑さもマイナスだった。