“向こう見ずで自滅的な白人少女”ニコールは“聡明なラテン系少年”カルロスに出逢い恋をする。しかし、彼女の父親は娘を心配してというよりは、娘が少年の有望な未来に悪影響を与えると言う理由からその恋を反対する…。
情緒不安定で壊れそうな役をキルスティン・ダンストが熱演。相手役をスーサイドスクワッドでディアブロ役のジェイ・ヘルナンデス。生活環境も立場も違う2人が惹かれ合い愛し合う事で、身分や人種の問題を超えて自分や家族周りなどとの関係を見つめ直し再生していくヒューマンドラマでラブストーリー。ついつい感情移入してしまいラストとエンドロールも爽やかで素晴らしく是非見てもらいたい作品だ。
思春期に見たらもっと影響を受けていたかもしれない。見る年代によっては評価が変化する作品と思われる。
