赤足さんの映画レビュー・感想・評価

赤足

赤足

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.4

変態仮面で定評のある鈴木亮平にしか出来ないシティーハンター冴羽獠になりきっており、なかなか良かった。ストーリーはアニメ版や漫画のイメージを拡大した感じで少し物足りなく、もう少し敵の設定やコミカルさ、そ>>続きを読む

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.7

前作をのプロレスのシングルマッチに例えるならば、今回はタッグマッチのような展開!モスラのセコンド登場や人間ドラマの程よいバランス、そして表情豊かなコングとゴジラの姿には、幼い頃に見たゴジラ映画の感情が>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.7

呪われたその手を握り🤝トーク・トゥ・ミーと叫ぶと霊が憑依90秒を超えると…スリルと快感の代償、現代的な表現と名作オーメンの悪霊の解釈ストーリーと構成も上手く練り込まれ怖く新しいジャンルのホラーテイスト>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

紅だァ~!!!のヤクザが合唱部の部長に歌を習うという物語。最初は怖がっていた部長もヤクザの器のデカさと優しさと歌に対する真剣さわ交え心を通わせるXJAPANの紅の冒頭の意味知らなかったが、この作品にピ>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.3

JAZZで世界一のプレイヤーを目指す宮本大とそれに調律する雪祈のピアノ土台を支える玉田のドラムのトリオが魅せる内臓をひっくり返されるかの様な音楽と魂と生き様に震え!原作の名シーンやラストにかけての盛り>>続きを読む

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.7

白い世界に黒を足し独自の世界を見出す水墨画で青春を描く世界観。とある事から水墨画の世界に触れる事になった青年を巡る水墨画の世界、見た事はあったがその世界の奥深さと技術や美しさは知らなかったのでとても新>>続きを読む

変な家(2024年製作の映画)

1.7

YouTuber雨穴さんの作品を映画化。
前半部分は原作の内容に沿った形で進行して、おお、これはイけるか?っと期待するも
それ以降はよくありきのオカルトテイストを付け加え何処かで見たという展開とツッコ
>>続きを読む

ある船頭の話(2019年製作の映画)

3.6

山奥の渡し船船頭の物語は、美しい映像で日本の風景や四季の移ろいと共に描かれ、近代化の変化が橋の建設を通じて浮き彫りにされ、古今の対比が深く掘り下げられ古いものが新しいものに取って代わられる過程が見事に>>続きを読む

ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

3.4

富裕層と貧困層の格差が激しく都市開発で取り残された人々を描いた人間ドラマ淡々と進んでいく中で、彼らの生活の一部がリアルに映し出され登場人物たちの内面や葛藤、孤独感も繊細に描かれ現実世界の困難さや格差の>>続きを読む

チェイサー(2008年製作の映画)

3.7

何人もの風俗嬢が失踪共通点はある番号のみ元刑事の風俗のオーナーと警察が追う連続殺人と交差していく実際の事件をモチーフにしたサイコサスペンスいやー警察の無能と残虐性胸糞度合が半端なく見終わった後のやるせ>>続きを読む

デイ・シフト(2022年製作の映画)

3.4

昼は善良なパパ夜はヴァンパイアハンターの顔2つの顔を持つ主人公!冒頭から老婆の吸血鬼🦇バトルのエグくグロいもジョンウィックの製作チームで納得!後半は駆け足ながらも新米パートナー共々吸血鬼との大戦争!吸>>続きを読む

ビッグ(1988年製作の映画)

3.8

12歳の少年が35歳に急成長。中身は12歳のままの逆コナン現象!とりあえず自分の好きなおもちゃ会社へ就職しながらも、子供ながらの発想で会社並びに周りの人達を巻き込んで行く、ラスト切ないながらに見終わっ>>続きを読む

悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.6

婚約者を殺された男の復讐劇。殺人鬼を痛め付け逃がすの繰り返しにいつしか復讐者自信が悪魔に魂を売ったかのように理性を失い境界線を超え予想だにしない展開に呆然としっ放し特にチェ・ミンシクの極悪非道の行為や>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.3

映像が兎に角綺麗で素晴らしかった👏✨️
サマーウォーズ+美女と野獣テイスト家よりも劇場の大画面で見たくなる作品である、それに伴いストーリーが少々惜しかったのが残念!

BEST GUY ベストガイ(1990年製作の映画)

3.4

トップガンの上の称号BEST GUYの座を掛けた訓練生を織田裕二が熱演!ネームはゴクウそのライバルを長森雅人でイマジン。バブル時期の世界観と地雷臭と思ったが和製トップガンしてて悪くなかった。モロ織田裕>>続きを読む

黒い家(1999年製作の映画)

3.4

サイコパス夫婦を大竹しのぶと西村雅彦が見事に演じ当初はホラーテイスト強めかと思いきや、コミカルな演出と世界観が逆にマッチ大竹しのぶの心がない人間でもう完全にアッチ系の人の目をしており怪演過ぎて鳥肌がた>>続きを読む

映画めんたいぴりり パンジーの花(2023年製作の映画)

3.6

明太子を作った「ふくや」創業者の笑いあり、涙ありの人情物語の続編!福岡の寅さんで今回はふくやに務めるサブ的キャラクター達にもスポットを当てパンジーの花にまつわる切ない恋の行方とパラ部の斉藤がいい味を出>>続きを読む

駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

3.6

PAワークス働くシリーズ劇場版。経営難の蒸溜所と幻の名酒KOMAを復活させようと奮闘する若手女社長と新米編集者1本のウィスキーを巡り製造過程から家族との絆や伝統と継承どれだけ時間が経過しても未来へと担>>続きを読む

ジャパニーズ スタイル Japanese Style(2020年製作の映画)

3.4

タイトルを和訳すると「袋とじ」という意味、大晦日に夫々の秘密と悩みを抱えた男女がトゥクトゥクに乗りながら都内近郊を周りその悩みを乗り越える人間模様と東京の夜景や大晦日に当てられながら、2人の秘密の袋と>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

ゴジラを台風や地震の厄災や災害として描き時代背景も戦後した事で圧倒的理不尽で残酷で破壊的なゴジラの姿はオマージュとは言え初期ゴジラその物!生き抗えというメッセージは戦後から現代に続く島国日本人には特に>>続きを読む

三大怪獣グルメ(2019年製作の映画)

3.2

東京に巨大なタコとイカの巨大怪獣出現!シーフード怪獣攻撃部隊SMATも発足。死闘の中に落とされた怪獣の切身は怪獣肉として空前のブームになる美味さ、おバカな設定てんこ盛りで国立競技場を海鮮丼にするという>>続きを読む

劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編(2022年製作の映画)

3.4

転生ものの代表作からの劇場版。テレビシリーズ未見でも楽しめ、主人公リムルよりもオリジナルキャラの中心の構成、オーガ族の絆を描く勧善懲悪の物語とアクションユーモアやキャラクター達や世界観に没頭できアニメ>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

2.6

Netflix製作バカンスを過ごす家族に様々な不可解な出来事が巻き起こるが、途中までは良かったが設定風呂敷広げるだけで中途半端なオチで投げっぱなしジャーマンにされ謎を残してENDなんとも不完全燃焼で映>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

裏社会の掟を破ったことにより、ウィックは全世界の犯罪組織を束ねる強大な結社である「主席連合」と対峙。物語は彼がこの組織に抗いながら、真の自由を求めていく姿を描きながら舞台は日本、ベルリン、ロシア、パリ>>続きを読む

回復タイム(2023年製作の映画)

3.2

ショートストーリー
働き過ぎで現在の立ち位置を見失いがちの主人公の前に現れた怪我人ヒーローとの出会い。絆創膏の絆を作ると言う意味と、絆創膏の膏のあまり具合の掛け合いは好きだな。人に寄り添える優しい気持
>>続きを読む

おじドル,ヤクザ(2022年製作の映画)

3.8

友人がファンで見に行ったのRUDE BONES大川裕明さん監督・脚本・主演映画。昔堅気のヤクザとおじさんアイドル人生に不器用ながらも必死に今を変えようともがく正反対の2人の人間模様とその中で育つ成長と>>続きを読む

ミートゥー・ムーブメント(2019年製作の映画)

-

「未来を変える声」そんな力強いメッセージが込められたドキュメンタリーがここにある。

原始時代から続く男性優位社会において、女性は権力、法律、選挙権、賃金格差の影響を受けこの作品は、その根深い問題に光
>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

お、面白ぇこの映画!!

一言。素晴らしい!原作を見事に映像化し、金カムワールド全開のフルスロットに仕上げてくるなんて、まさに裏切り的な驚き!

監督がダイジェスト進行やオリジナルテイストを加えず、映
>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.6

世界一有名な人形ピンクの世界に彩ったバービー世界からリアルな現実世界を巻き込みサブキャラケンがバービーの世界を男性社会へと変貌させたりと、現実世界の男女構造へのメッセージも深く込められ生きることとはと>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.4

1950年代の米国田舎町を舞台に、核兵器、隕石、宇宙人をテーマをコミカルに描き、モノクロとカラー舞台設定を織り交ぜながらに化学反応するウェス・アンダーソン流の世界観!ストーリーの説明は難解で上手くでき>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.4

ホラーテイストかと思いきや、コメディ調のブラックユーモアとカニバリズム映画。人間としての尊厳からの吹っ切れた具合と優雅に人間をただの獲物として狩るのシーンは面白かった。が自分は人肉は美味くても食べたい>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

3.7

関東大震災がもたらした巨大な災厄の中で、人間の根源に潜む複雑な感情や差別意識を描き、震災時、誰もが抱くであろう不安と不信感が、人的に差別的に噂として広まりそれに煽られるように予測不可能な形で爆発的に広>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

3.7

金子勇氏のwinny事件は、YouTubeやビットコインが存在しない時代において、日本で最先端のソフトウェアを生み出した。事件では彼が無罪を勝ち取るまで、京都府警の権力による理不尽さに憤りを感じた。エ>>続きを読む

ブラック・デーモン 絶体絶命(2023年製作の映画)

3.3

アステカに語り継がれる伝説の悪魔巨大鮫を油田会社が呼び起こしてしまう海洋パニック映画!サスペンスや人間ドラマが思ったより濃くもう少しサメをメインのサメエキスをくれよと思う反面物語はしっかり作られており>>続きを読む

WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

3.6

受験に失敗した都会育ちの主人公の林業挑戦を描いた青春作。自然の壮大さと笑いの要素が絶妙にマッチし主人公が地元の人々との交流で認められ己の自己を確立していく姿は良!特に伊藤英明演じる兄貴ポジはいい味出し>>続きを読む

カルト(2012年製作の映画)

2.5

心霊番組で呪われた家を除霊するが除霊師がドンドン倒されて行く!そこに現れた左手に黒い革手袋をはめた某漫画ぬ~べ~のようないでたちの霊媒師ネオ!時代を感じるCGと悪霊との対決内容はPOV方式だがなかなか>>続きを読む

>|