刺身

ジェフリー・ダーマーの刺身のレビュー・感想・評価

ジェフリー・ダーマー(2002年製作の映画)
3.0
前提として、ジェフリーダーマーについての予備知識が浅かった状態で観ました。
(どのような殺人鬼なのか、という程度)

映画紹介がカニバに手を染める所が書いてあったけど、この映画はそこに至るまでに性格が移り変わりしている所を映してます。

殺人鬼観たさに観るひとにはおススメしません。殺人に狂ってるシーンやグロシーンは非常に少ないです。

良かった点
①演技

ジェレミーレナー氏の演技が本当に良かったです。アマプラに吹き替えしかないのが残念。
初めての殺人・睡眠姦に味を占めた若い頃・今 の表現の使い方が上手すぎる。
全然表情も動きも違うじゃん!ってなります。
特に初めての殺人の頃の初々しさが本当良かった。

②表現

父親に無意識に電話してたシーンとか切なくなった。彼も人間なんだって思わず同情してしまう映画。

今のジェフリーは相手に理解してもらおうとかいう感情を捨てている感じが伝わってきた。

よく感じなかった点

アジア人とのやり取りは純愛だった。昏睡状態にさせないと心を開けないって表現なんだろうけど結構好きです。
そのせいか後半の黒人さんとは色々な感情がぐちゃぐちゃになっちゃったからダレちゃったかな、と。
ただ隠しているものを見られるのでは?見せたいのでは?というドキドキはありました。
刺身

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