梅小路梅子

チャーリング・クロス街84番地の梅小路梅子のレビュー・感想・評価

3.9
ある人が“英国へ行く人は探しものを必ず見つける”と
この表現とても好き


古書好きな二人の心の交流が素敵だな
行きたいところには行きたい時に行くべき、会いたい人には会いたい時に会うべきとは言うけど、この二人は会えなくともお互いにある意味一番近い関係にあったんだと思う
誰かの思い出話をそのままストーリーにしたのような、とてもリアルで微笑ましくなる映画
カラーだけどセピア色、思い出はセピア色

若者文化が花開く1960年代前のロンドンは、こんなにも質素な生活を強いられていたんだなーとまたひとつ勉強になった