ホラー
監督：テッド・ニコラウ

「死霊のしたたり」などのチャールズ・バンドの製作総指揮によるヴァンパイア・ホラー。

セクシーな吸血鬼の色香に惑わされた挙げ句の果て、吸血鬼としての生き方を強いられた青年だったが、ある日美しい女性に恋をしてしまうが。

昔、元彼に勧められて鑑賞。
女ヴァンパイアに誘惑され、自らヴァンパイアになった青年。だが、ある日美しいピアニストの女性に恋をしてしまう。
許される愛に目覚めた二人に、恐ろしい恐怖が待ち受ける。
吸血鬼の王道なストーリー展開。特に派手な展開なし。
ややチープさは感じられるものの、それがまた古典的なヴァンパイアものを彷彿とさせるクラシカルな雰囲気が漂う。
重厚な建物や、音楽や衣装などは本当に美しかった。
悲哀に満ちたヴァンパイアという設定が耽美的。
恐怖というより、あくまでも雰囲気を楽しむ吸血鬼映画かな。

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夜の街を支配する吸血鬼のボス、アッシュは新たなる獲物として、才能あふれる美しきピアニスト、ソフィアを狙うが、そこに吸血鬼でありながら吸血鬼ハンターとして生きるザッカリーが現れ・・・という話。他作品と比べて吸血鬼があまり強く描かれておらず、吸血鬼モノとしては派手さに欠けるが、なかなかいい雰囲気の作品。メディコム・トイからキャラクターフィギュアが発売ってあるけど、印象に残るようなキャラはいなかったなー。