ToruT

ゴーストシップのToruTのレビュー・感想・評価

ゴーストシップ(2002年製作の映画)
2.7
時は1962年豪華客船の中、バンドの生演奏をバックに美しい女性シンガーが歌い乗客達はダンスに興じていた。
突然、ピンと張られていたワイヤーのフックが外れダンスフロアにいた乗客達の体を切り裂いてゆき辺りは血の海と化した。
時代は移って現代、トレジャーハンターのチームに近づく男がいた。
彼はベーリング海で海上を漂う大型船を見たという。
無線で呼びかけても返答は無く、無人船であったという。
法律上公海で見つかった船は発見者の物とされ、彼は船の情報と引き換えに儲けの20%の取り分を要求してきた。
マーフィンは10%で納得させたが、代わりに彼もボートに乗船させることとなった。
翌日チームは海上を漂う大型船を求め出航する。
発見者の案内で船を発見したところ、その船は1962年に海上で消息を絶ったアントニア・グラーザ号であった・・・


出だしのパーティーでの惨殺シーンは良く出来ていて展開が楽しみだったのだか、サルベージチームに話が移った途端に冗長になり、幽霊船に乗り込んだ後に起こるポルターガイストや現れる幽霊などはまるでドリフのコントを見てるような気分にさせられるほど平和な感じだった。
でも画作りは上手くて最後まで観てしまった。
オチも含めてB級アピールの塊みたいな作品だった。
でも結構全体的にはかなり好きかも(笑)
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