ゴースト・オブ・チャイルドのオーヴのネタバレレビュー・内容・結末

お屋敷ものホラーにちょっとしたどんでん返しが付いたパターン。色々盛り込みすぎたせいか全体的にはやや散漫な印象だけど、アナ・トレントの流石の演技力には引き込まれた。
途中挿入されるフィルムの禍々しさ、ラストに聖母崇拝者の亡霊事件を隠蔽したプロパガンダ番組「NO-DO」（これが原題）が流れる胸糞具合もちょうどいいホラー。
フランコ政権下のスペインを描いた映画は沢山あれど、本作のようにオカルトを全開にしたのはレアなんじゃないかな？
マネキン部屋のシーンが個人的にはめちゃくちゃ怖かった。
裏NO-DOと合わせてあれに星4つあげたいくらい。
スペイン史の基礎知識がないと多分わけわかめなのでその分引いておきます。