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さらば愛しき女よのMのレビュー・感想・評価

さらば愛しき女よ(1975年製作の映画)
4.0
オープニングの幻想的なネオンからして、モノクロのフィルム・ノワールに対する甘美なレクイエムの香りが立ち込め、それをホテルの一室から見下ろすのは、「過去を逃れて」において宿命との壮絶な心中を果たしたロバート・ミッチャムであり、中年となった彼の哀愁漂う顔をガラス越しに見上げながら、回想的なモノローグによって映画は幕を開ける。
この冒頭だけでもみんな見てください。
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