オープニングの幻想的なネオンからして、モノクロのフィルム・ノワールに対する甘美なレクイエムの香りが立ち込め、それをホテルの一室から見下ろすのは、「過去を逃れて」において宿命との壮絶な心中を果たしたロ…
>>続きを読むロバート・アルトマン版「ロング・グッドバイ」とこの作品を続けて観たのだが、こちらの方はレイモンド・チャンドラーの原作の世界観に比較的忠実に描かれたハードボイルド・ムービーで安心して観られた。
75…
オススメ度☆☆☆☆
フィルムノワールを語るには、多分この一作を抑えていれば十分と言える完成度。
ミッチャム演じるマーロウのハードボイルドな男の色気。また、それとは相反するファムファタールの危険な魅力…
大好きなフィリップマーロウシリーズ。
何人かのマーロンを観てきたが、やはりハーフリーボガードが最もタフガイ、ハードボイルド探偵を上手に演じていたように思える。
さて、ストーリーの方かというと、
つ…
レイモンド・チャンドラー原作の映画化がこれまで個人的にハマっていなかったこともあり、これもどのくらい...と思っていたがやはり相性は良くなかった模様。いつでも悪役に転換できそうな感じの(笑)ロバート…
>>続きを読む『三つ数えろ』『湖中の女』『ロング・グッドバイ』などなどこれまで色んな俳優が演じてきた探偵フィリップ・マーロウ、今回演じるのはロバート・ミッチャム。シャーロット・ランプリングにハリー・ディーン・スタ…
>>続きを読む50年近く前の映画を現代の基準で評価するのは厳しい。
学生の頃に原作を読んだ記憶があるがほとんど忘れていた。
脚本のひねりも現代の映画の方がはるかに複雑で仕掛けが細かい。
若きスタローンがほとんど…