Sydney

愛する人のSydneyのレビュー・感想・評価

愛する人(2009年製作の映画)
4.1
カレンは日々気難しく生きてきたが、母親が亡くなりその母がカレンに対して悪いことをしたと後悔の念を持っていたことを知ってから、徐々に周囲に心を開くようになり、家政婦の子供に対してもその表情や目の優しさに、自分の子に出来なかった愛を注いでいるような気がした。
それは孫となるエラに対しての目や表情も同じ。
優しく広い心を持つパコと出会えたことも大きい、出会えてよかった。でもエリザベスと会えなかったことが苦し過ぎた。これは愛する人と言うタイトルではなく、Mother and child の原題通りでよかったと思う。涙が込み上げてたまらなかった。できることなら、父親であるポールにも事実を知ってもらいたかった。
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