トルーマンバロウズ

ゾンビ・アイランド・マサカーのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

2.9
舞台はカリブ海にあるサン・マリー島、この島に観光でやってきたポールたちは現地を巡るバスツアーに参加することにした。
現地の部族の儀式を鑑賞してホテルに戻ろうとしたところ、なぜかバスの運転手が行方不明になっており・・・・。

トロマ配給の南国のとある島を舞台に謎の殺人鬼に命を狙われる観光客たちを描いたB級南国スプラッターホラー映画。
まさに南国版13日の金曜日といった感じの作品で観光客たちが謎の殺人鬼に命を狙われるという典型的なB級ホラー映画になっていた。
ただ脚本が少しだけひねっておりクライマックスで意外な事実が判明するのはちょっと面白いと感じた。
また作中のBGMを本家13日の金曜日と同じ作曲家が担当しているらしく音楽に関しても褒められる出来の作品であった。
しかしタイトルにゾンビなんてついているわりに肝心のゾンビがほとんど登場しなかったのは個人的には非常に残念に感じた。
全体的には平凡といった印象しか残らない作品だった。