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アンソニーのハッピー・モーテルのjustaperfectdayのレビュー・感想・評価

2.5
フレンチ・ディスパッチ観賞後、ウェス・アンダーソン監督作品で唯一未見の長編の本作を。
リアルタイムでは観てないものの『天才マックスの世界』から『ザ・ロイヤル・テネンバウムス』には成長と飛躍を感じたけれど
本作から『天才マックスの世界』の間の2年間になにがあった?本当になにがあった?と聞きたくなるくらい、ウェス・アンダーソン監督らしさを感じられない驚き。

静物のクローズアップに多少感じるカットはあるものの、劇中歌・音楽の使い方から撮影・編集・映像面と、1分、1シーン、1カット観ただけでわかるような唯一無二のウェス・アンダーソンの個性がなさすぎる。
水平・垂直・日の丸構図もなかったような。
Alone Again OrにSeven and Seven IsのLoveの楽曲は本作ではなく『天才マックスの世界』以降にとっておいてほしかった(もしかして使われてる?)

ウェス・アンダーソン監督もオーウェン・ウィルソンも、よくぞここから!そんな喜びを見出せるなら、他人に薦めてもいいのかなぁ。
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