渋谷TSUTAYAにて『ビル・マーレイの珍作フライド・ムービー』というタイトルで陳列されていたのを発見し、前情報なしで今作のDVDを借りた。
タイトル詐欺に見事引っかかった。
あえてではなく、普通に引っかかった。
レンタルショップでたまに見かける話題作を模したパッケージやタイトルのパクり作品、贋作、制作者の良心を疑うようなプライドのカケラもないクソ映画を、鼻で笑いながら話のネタになると自らの意思でそれを選ぶのとは訳が違う。
完全にビル・マーレイが主役で、製作にも噛んでいて、『ケンタッキー・フライド・ムービー』のような下品なコメディが観れるものだと思っていた。
実際はビル・マーレイなんてちょっとしか出てこないし、『ケンタッキー・フライド・ムービー』との共通点は下品なオムニバス形式というところだけ。
こういう作品もあるんだなぁと勉強になった。