watakushi

バックドラフトのwatakushiのネタバレレビュー・内容・結末

バックドラフト(1991年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

消防士としては優秀だけど、ひととしてはアレコレ足りてない兄。兄へのコンプレックスがあり、何かと中途半端な弟。

お兄ちゃんは幸せだったのかな?仕事に邁進して、自分の正義を貫き、最後には死んでしまう。
不器用な人なんだよね…とみていて切なくなる。

弟は途中まではチャラチャラしててイラつくけど、やっぱり原点に戻るとお兄ちゃんへの憧れなんだよね。

見ろよ、さすが俺の弟だ。と呟き、息も絶え絶えのお兄ちゃん。
自分のやり方では何もかもうまくいかないし、弟からは放火犯だと疑われるしで、どれだけ辛いだろうか……

救急車での、俺はお前のなんだ?兄貴だよ!のやりとりで涙腺崩壊。
もうサイレンの音はうんざりだ、と呟いて逝ってしまったけど、やっと落ち着くことができたんだねぇ。。

ラストで議員を追い詰める弟には、お兄ちゃんの正義が受け継がれてるんだなぁと。
弟がいる姉の立場からみても、ジーンとくる映画。弟はいつまでも弟だもん。
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