youchama

バックドラフトのyouchamaのネタバレレビュー・内容・結末

バックドラフト(1991年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

★熱いぜ兄ちゃん!マジで男の中の男

いや〜何年振りかに久々鑑賞したら鳥肌が止まらない

これ大分昔の映画だよね?
と途中何度も思ってしまう
CG大発達な今でも充分に伝わる炎の怖さ

こんな火災に巻き込まれたらと思うとマジでおっかないです

★主人公アレックスポールドウィンよりカートラッセル兄貴が兎に角凄い

放火殺人を犯していた仲間の心の痛み
勿論人殺しは犯罪
ダメなもんはダメなんだ

それでも何故放火殺人に走らざるを得なかったかの件がズルい

放火殺人を仕組んだ悪者なのに可哀想過ぎる

終盤大火災の中
実は放火殺人を犯していた仲間をそれでも見捨てなかった隊長兄貴
放火殺人犯の手を握る形で兄貴が宙ぶらりんに
兄貴が手を離せば兄貴だけは助かったかもしれない
それでも離さなかった隊長兄貴

放火殺人に走ってしまった仲間

「手を離せ…」

隊長兄貴
「落ちる【堕ちる】時は一緒だ」

放火殺人犯になってしまった悲しき同僚の表情に絶対に手を離さない隊長兄貴の覚悟

結局2人で落下
放火殺人犯の同僚は最早助からず落ちていく

しかし何とか未だ命は有る隊長兄貴
此処でへっぽこだった弟が大活躍
何とか助けて仲間達と救急車迄は搬送

兄貴を助ける為に恐怖の炎と戦う弟を見る暖かくも感極まった様な眼差し

散々へっぽこ弟とやり合ってたのにこの最後ずるいよ…

不器用なだけの男の中の男

「見ろよアイツ俺の弟なんだ…凄えだろ…」

何とか息をしてると言うだけの状況
最後助かるか助からないか
救急車で搬送される途中

「あの馬鹿(放火殺人に走った同僚)の事は誰にも言うな…」

そう言って死んでいってしまった
隊長兄貴
アンタ凄えや
マジ号泣

★再鑑賞なので
アレ?兄貴確か死んだよな位の記憶は有ったがこんな死に様だったっけ?
止めてよ涙止まらんよ

不器用無骨な兄貴が言っていた

大切なのは
【信用・信頼・愛情】

不器用過ぎてそれらを家族や周りの仲間に上手く伝える事が言葉では出来なかった

しかし言葉じゃ無く行動で全てを全うして殉職

主人公より存在感がデカ過ぎて男兄貴の熱い物語と言う印象

再鑑賞なのにめっちゃハラハラドキドキした

隊長兄貴よ安らか何かに
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