Rita

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦のRitaのレビュー・感想・評価

3.9
劇場版クレヨンしんちゃん第10作目。

シロが突然庭を掘り起こし小箱を見つける。そこにはしんのすけが書いたと思われる手紙が入っていた。そしてふと目を閉じた一瞬、しんのすけはいつの間にか天正二年の春日部にタイムスリップしてしまった。偶然命を助けた侍、又兵衛の案内で春日城を訪れたしんのすけは、夢に現れた廉姫に出会い、歴史の運命を握る戦いに巻き込まれていく。

「しんのすけ、お前が何故俺の元へやってきたか、今わかった。俺はお前と始めて会ったあの時、撃たれて死ぬはずだったのだ。だが、お前は俺の生命を救い、大切な国と人を守る働きをさせてくれた。お前は、その日々を俺にくれるためにやってきたのだ。」

まさかの展開でしたが感動しました。しんのすけが姿を消した時、ひろしが「しんのすけのいない世界に未練なんてあるか?」と言ったのは痺れた。間抜けなとこもあるけど、これでこそ父親だなと関心させられる。戦で戦うしんのすけの心の勇気も胸に響きました。
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