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ドアをノックするのは誰?のJUNのレビュー・感想・評価

ドアをノックするのは誰?(1968年製作の映画)
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昔教会に通ってた自分には良くわかる
性への罪悪感や嫌悪感が植え付けられ、それ故に相手にも同じような貞操を求める
相手がそうでなかった時、酷くショックを受け自分では抱え切れず、意識的に性的に自分を満たして上書きしようとするが何の解決にもならず、結果的により自分を苦しめる
そうして相手を「許す」ということで自分を説得するが、相手にとっては「は?許すって何様?」となってしまうわけで

神にすがるのは自分の行動の責任を自分でとれないからだと思う
こんなことをしてしまった。から謝るから許してくれ、この責任を取ってくれという具合に。
そしてその行動の結果は神の采配で決まるというふうにどこかで思っているからかもしれない。

常に天からのジャッジに怯えて、罪を犯さないように生きなきゃみたいな感覚は無宗教の人にはないのかな。気になる
この意識からいつか解放される日は来るんだろうか、、
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