天鵞絨

愛しのアクアマリンの天鵞絨のレビュー・感想・評価

愛しのアクアマリン(2006年製作の映画)
3.0
めちゃくちゃ可愛い青春映画じゃないですか~!!!

ものっ凄く王道なんですけど、アクアマリンが探していた愛が、何も「男女でしか成り立たないもの」ではなくて「友達を支える友情もまた愛なんだ」というのを描いているのが本当に暖かいなと。

初めは母に反発していたヘイリーですが、アクアマリンから「住んでいる海がここ数年でグッと綺麗になった」という言葉が出たことやご近所さんから母の功績が称えられているのを見て、自分の我儘で母を困らせては駄目だと心を入れ換えました。
クレアは両親が水難事故で死亡したことがトラウマとなり水に近づくのも出来なかったのですが、アクアマリンを助けるために勇気を出して泳ぐことが出来たというのも良いですね。
ヘイリー、クレア、アクアマリンの三人が再会を約束して別れるのも爽やかな終わり方だと思いました。

アクアマリンの爪が感情の変化によって色が変わるのもまたメルヘンチックで素敵です。
天鵞絨

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