ドルフ・ラングレンが監督・主演を務め、脚本にも関わっている映画。
ラングレン以外の俳優が悪く、せっかくのストーリーを台無しにしているのが残念ですが、とても面白かったです！👏
見知らぬバイク乗り（ドルフ・ラングレン）が現れ、街の不正を根こそぎ倒すのが大まかな物語ですが、本作の魅力は【主役に漂う謎めいた雰囲気】。
今そこにいたかと思うと、次の瞬間にはスッと消え、空っぽの空間にいつの間にか立っている…。優しく穏やかで、弱い者を助け、大勢の悪党をあっという間に片付けて傷ひとつ負わない😳
ラストで、道を下って姿を消したままいつまで待っても現れないまま暗転するのも良かったです！
悪党に殺された男が、家族を救うためにあの世から舞い戻ってきた雰囲気が仄めかされていて、素敵でした✨💞
これはアクションというより、霊の力を漂わせる人間ドラマとして鑑賞すべきでしょう。残虐なシーンもありますが、基本的には静かに進行し、セピア調の映像も不可思議な雰囲気を醸し出しています。
ラングレンには派手なアクションよりも、こうした人間ドラマのほうが合いますね。この不思議なバイク乗りの役も、まさにハマり役でした✨
