にっきい

パラサイト・バイティング 食人草のにっきいのネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

金髪の結構巨乳なお姉さんのデカい乳輪。

映画館で映画を観てる最中に地震が起きて、ちょっと焦ったのに周りは普通に映画観てられるし、上映が止まったりスタッフが確認したりもしなかったと言う、共通のレア体験をした仲良しのころぴさんが、「見た人と語りたい」とレビューされてた今作。
それじゃ語ろうじゃないですか(笑)

メキシコでバカンスを楽しんでたジェフ、エイミー、ステイシー、エリックは、現地で知り合ったマティアスとデミトリィとマヤの遺跡を見に行くぜ!うぇーい!
マティアスの弟は考古学者だから遺跡にいるぜ!うぇーい!
でも行ったらテントは残ってるけど姿は見えないし、メキシコ人が襲って来たぜ!うぇーい!
咄嗟に遺跡に逃げたらメキシコ人は追いかけてこないぜ!うぇーい!
だけどメキシコ人は怒っててデミトリィを撃ち殺したし、遺跡の下で降りてこれないように見張ってるぜ!うぇーい!
やることなす事裏目に出て怪我人がいっぱい出てるぜ!うぇーい!
怪我したら遺跡の蔦が襲って来たぜ!うぇーい!
デミトリィの友達が来るのを待つか?強行突破で逃げるか?悩むぜ!うぇーい!

と、こんな感じで前半は頭の悪そうなパリピが、要らん事してとんでもない目に合う。
でも遺跡に逃げ込んでからは状況が悪化するばかりの暗く重い展開。

タイトルにある通り遺跡には人間を喰う植物(蔦)が群生してて、怪我するとそこから体内に蔦が入ってくる。
体内でモゾモゾと動き回る…、って植物ですよ?
普通は光合成するために光に向かって伸びるのが植物。
100歩譲って人間に向かって伸びてくるのは、人間を養分にしてるからと言う理由だとしても、寄生虫の様に人間の体内を動き回るのは無理。

傷口から蔦が生えてるのは気持ち悪いけど、見た目のインパクトが弱い。
てっきりハエトリグサの様に人間丸かぶりとか、ウツボカズラの様に生きたまま消化されるとか、そんなグログロなのかを期待してた。
そしたら死んだ人間をずるずる引っ張っていくだけて…。
と言うか、屍体なるまで引き込まれないのに、マティアスは口から蔦が入ってきて殺されてたけど?
それなら屍体なるの待つ必要ないんちゃう?

冒頭でチラッとおっぱい見せてたステイシー。
どうやらセクシー担当らしくずっとタンクトップ。
更にメキシコ人に監視され、蔦からは襲われると言う状況の中、寝る時はズボン脱いで下半身はパンイチ。
後半なんて寝る時以外も常時パンティでウロウロ。
傷口から蔦が体内に入り込み、自分で身体を斬り刻んで「痛いから殺して」とか嘆願する最後。

エリックは錯乱したステイシーにナイフで刺されて絶命。
ジェフはエイミーを逃すために囮になってメキシコ人に弓矢で撃たれて死亡。

エイミーは集まって来たメキシコ人の写真を勝手に撮って怒られたり、蔦に襲われメキシコ人に助けを求めに行って怒られたりと、今回の事件の原因のようなお騒がせ女子。
なのに彼女だけが唯一脱出するって…。
しかも都会に戻って彼女から蔦が生えてくる…、みたいな展開も無く、逃げて終わりかい!?

最後はデミトリィの友達が遺跡に来たとこで終わり。
って、また同じ事の繰り返しか?

派手さもグロさも全然足りないし、蔦の生態もメキシコ人の生態もイマイチ分からんし、ラストも何が伝えたかったの中途半端な微妙作。
にっきい

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