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ジェシカ・アルバの “しあわせの方程式”のrocketnobのレビュー・感想・評価

2.0
この原作が全米ベストセラーだったということは、この頃全米の人達はみんな疲れていたんだろうなぁ。
内に向かって自分を見つめ直す。そんな時代だったのかも知れない。
 
モナ(ジェシカ・アルバ)の幼少期の出来事が、大人になったモナの中で少しずつ解答(解凍)されて、ゆっくりと本当の自分の気持ち(ある意味幸せ?)に気付いてゆく。タイトルをみてもっと幸せ感たっぷりの作品だと思っていたのに、自分の中の小さな幸せを発見するストーリーだった。その点で、疲れた人達には、何だか幸福感があるのかも知れない。
 
タイトル通りハッピーエンド作品だけど、それでいいのってエンディングがちょっと考えさせられる作品。

いつもの元気ですばしっこいジェシカ・アルバではなかったけれど、こんな作品もまぁ一つくらいはいいか。
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