いやよセブン

熟れた本能のいやよセブンのレビュー・感想・評価

熟れた本能(2009年製作の映画)
3.0
主人公(クリスティン・スコット・トーマス)は医者の妻で、一男一女の子供と幸せな四人家族だった。
しかし、家の修理にやってきたスペイン人の男性を愛してしまい、関係を持つ。
夫に離婚を切り出したところ、夫は激怒、男の元に身を寄せた妻の経済封鎖を行う。
これが大きなミスで、さっさと別れていればよかった。
相手の男は以前、詐欺で捕まり、刑務所を出所したばかり、離婚した前妻へ慰謝料を払う生活だった。
主人公はお金に困り、夫が留守の間に、家に忍び込み、宝石や絵画を盗み出し、男にさばいてもらうが、警察に捕まる。
このあたりから正気を失っていることは明白で、相手のダメ男ぶりが輪をかける。
これに近い話は現実にもあるので、愛情の深みにはまると大変。