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ウディ・アレンの愛と死のkedamaのネタバレレビュー・内容・結末

ウディ・アレンの愛と死(1975年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

「戦争と平和」を下敷きにしているコメディ(おそらく)。

ロシアが舞台というのがウディアレンっぽくなくて逆に良い。

完全なコメディなんだけど内容は哲学的で、解釈が難しいところも多い。でも相変わらずジョークは冴えている。

この「神の不在」というのはベルイマンから繋がってくるウディアレンの映画における重要なテーゼなのかと(そりゃ、死神もでてきます)。無神論者が主人公というのはお決まり。

ベルイマンへのオマージュ、そしてラストのドストエフスキーの引用も含め、秀逸!
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