すたんぐ

アラクニッドのすたんぐのレビュー・感想・評価

アラクニッド(2001年製作の映画)
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年末に観た巨大クモ映画。
3DCG(しかも低クオリティ)が使われているのは冒頭くらいで、その後に登場する突然変異したダニや、ムカデのような何かや、メインとなるクモ型クリーチャーはプラクティカル・エフェクトで描かれていて良い。低予算ながらモンスター・アイランド的な内容だが、これが冒頭で墜落した宇宙船のせい。生態系が変わってしまったんだとか。さらに冒頭で殺されたパイロットが主人公(ヒロイン)の兄とかで、最後のクモとの戦いには仇討ち要素も入る。クモ型クリーチャーはアゴと背中に格納されている牙はリモコンで操作できるようだが、足はスタッフが手で持って動かしているというスーパーアナログ仕様。人体からダニが〜とか顔が破けてクモ型クリーチャーの顔が〜とか(後者はヒロインが見た悪夢)特殊メイクを使った見どころもあり、なかなか良かったのではないでしょうか。監督を務めたのは「ヒドゥン」のジャック・ショルダー。エグゼクティブ・プロデューサーにブライアン・ユズナがいたりします。
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