zucca

くちづけのzuccaのネタバレレビュー・内容・結末

くちづけ(1957年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

セリフが端的で無駄が少なく、いわゆるチャキチャキしていてテンポが良かった

主人公は母親に金を借りる時、介護で役に立つ的なことも言って交渉している
投資家のようなことをしている母親と主人公の、10万円を貸した恋人が恋人の父を情深く扱うシーンに対するセリフが、母「面白そうな人ね」息子「10万円起こして損はないだろ」と感情だけでなく投資目線でも語っているのが、古いながらも現代的で面白かった
映画から外れるが、投資目線だからこそ先を見据えた紳士な(信頼関係を生む)扱いになるかもと思った
ちなみに映画では、その後に母「損するのはお前だよ」息子「あの人なら損しても言いよ」という風に終わっている
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