こんだけ長いのに全く飽きることなく観られた。
ただ終盤には前半の記憶が薄れてしまってる為、エンドロールが流れ始めてすぐに頭から1時間ほど観直した。その気力が出るぐらい良い作品だった。
重めのストーリーだけど難しすぎず、大笑いや号泣するほど感情を揺さぶられることはないが、終始引き込まれていた。
今 という人生の地点をどう扱うか。
人と違うことを、悔しさを、愛をどう扱うか。
たまにこう考えさせてくれる時間も与えてくれながら、80年の話を2時間半で流し込まれたかんじ。
回想と現在の行き来や、美しい背景、箸休め的な登場人物もあって、爆発的な盛り上がりはなくとも中だるみがない。
上映当初からずっと観たかったけど、やっと観られて良かった!