まじぱん

ベンジャミン・バトン 数奇な人生のまじぱんのレビュー・感想・評価

3.2
「見たいな〜」と思いながら何となく手を付けずにいたこの作品。先ほど、ふとテレビをつけたらやっていたので鑑賞。年寄りの中に、若い心でひとり。愛する人と老いる事ができず、ひとり。終始、孤独を身に纏うベンジャミンの人生を追う中で感じたのは「生まれて死ぬまですれ違う人たちに、少しづつ餞を貰って終わりまで歩むのが人の一生なのかもしれない」と、いうこと。孤独や寂しさの中に、暖かい眼差しのような物を感じました。この映画は、何気なくつけたテレビでやっていたから観た…というタイミングなど、気負わずに見る方がスッと染みるかもしれません。
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