大学の講義で鑑賞
観る前はピンとこなかった映画タイトルも観終わった後には随分としっくりきた
1人の男を巡る10人の女の嫉妬や怒りのどす黒い部分がよく現れてる作品
そんな黒い女たちはそれぞれ違う黒さを持ち、作中できちんと描き分けられている
ただ、三輪子にだけはそれほど黒さを感じなかった
ストーリー構成が良い
鑑賞者の不安を掻き立てるような謎めいたシーンからはじまり徐々に事の発端が明らかになっていく
女たちの名前にそれぞれ数字が含まれているのも面白い
数字が低い順にスポットライトが当てられていて重要人物であるように感じた