黒い十人の女の作品情報・感想・評価

「黒い十人の女」に投稿された感想・評価

こ

この感想・評価

3.9
やー!おもしろい!美しい!好き!
とにかく女が強くて、女が嫌がる女が痛い目にあってるところに好感を持てる!
そして強すぎて歪んでる女も結局幸せになれないところがなお良い!
"人間っていつもこうなのね。同じ日本語でしゃべっていても、あなたにはちっともあたしの言うことがわからないし、あたしにはあなたが何故そう悲しむのかおかしく思えるだけだわ。"って台詞がゴダールみたいで好き。
と思ったらゴダールと同じ時代の映画だったわ。
おばあちゃんの中村玉緒しかしらないもんだから、かわいすぎてびっくり仰天。
お洒落な作りの作品でしたが、やっている事はちっともお洒落ではありません。う~ん残念😣💦⤵

岸様がお綺麗でございました❤
これは現代版で作ってはいけない
なざなら所作が崩れるから。
この時代の女たちの所作は美しい。
しか

しかの感想・評価

-
10人ってほど10人でもない。せいぜい5人だな。

風さん女の趣味一貫しすぎ
きらい

きらいの感想・評価

4.0
大好きな作品の一つ
女の人がたくさん出てきてみんな個性があって
何がいいってなんだかんだあの男を愛してるとこ
TV局のプロデューサーが、やたらと女性にモテるため、女性同士の嫉妬から「いっそ、あの男を殺してしまおう」という凄い展開になる物語が面白い。

船越英二が、殺されそうになるプロデューサー役を演じており、オドオド感が上手い。
特に、女性たちに向かって「君たちは人間じゃない!悪魔だ!」と叫ぶあたりは、自業自得といえ、切実な気持ちが伝わってくる。

岸恵子、宮城まり子などの女優陣も素晴らしかった。

一度は観ておくべき映画。
雪ん子

雪ん子の感想・評価

4.4
日本の映画なのに海外の映画みたい。女優それぞれが個性があり
洒脱で格好良い。話自体は湿り気があるのに、カラッとした乾いた風が吹いてる感じ。女は強い。
市川崑監督の異色の傑作映画です。妻がありながら他に9人の女性と関係を持つ男役に船越英二。その妻役は山本富士子、第一の愛人役には岸恵子がクレジットされています。愛人たちが共謀して男の殺害を図ろうとするお話です。思っていたより奇想天外に話が進んでいきました。題名に黒いと付いているせいか白黒映画で展開される市川崑監督のスタイリッシュで洗練された画面構成とブラックなユーモアに唸りました。岸恵子と山本富士子の二人が並んで立つとあまりの美しさで目が眩みます。男性にとって社会的な死は想像以上に苦しいモノなんでしょうね。
shikihan

shikihanの感想・評価

3.7
いやぁ、いい。黒がホントーーーーに、いい!モノクロ映画の映像美を見る。
ダメ男が想像する浜辺の映像なんてうっとりする。構図、光、影が秀逸。岸田今日子も個性的な綺麗さ、中村玉緒の弾けるような可愛さ、良妻な顔した山本富士子の強かな美人、悟って達観してる岸恵子のニヒルさ。どれも女優陣が素晴らしい。オープニングの真っ暗な町並みに浮かぶ街灯やヘッドライト。闇が濃く迫りくる女たちの浮かぶ顔。クレイジーキャッツのインパクト。この時代の空気感が伝わり、ダメ男のダメさっぷりと、ころりとイチコロな手口。ラストの事故の横を通過してヘッドライトに照らされる夜道の運転シーンも良かった。
モダニズムの嵐。
冷たいくらいに乾いてる女という黒い穴と男という白い虚無。
希薄で軽薄な脆い関係性の薄氷の下に煌めくように揺らめいている上品な狂気と上質な恐怖。
甚だ滑稽で、ただただ美しい。
そして、一々クールでカッコいい。
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