必見映画選リストから視聴。
若かりし頃の中村玉緒や岸恵子や船越英二が見れる。と言いつつ日本映画をあまり見ていない私には船越英二は新鮮だった。景気の良いメディアの人々と男女の役割がパッキリ分かれている…
浮気性のテレビ局プロデューサーの殺害を画策する妻と9人の愛人たちの奇妙な友情――市川崑の妻で脚本家でもある和田夏十のオリジナルシナリオ。
90年代末に小西康陽によって再評価されスタイリッシュなおし…
年々面白くなる 経験値リトマス試験紙映画…女性達は対立もしつつ、シスターフッド的にみえて先進的。フェミニズム的視点も沢山あって ハッとする。
コミカルで洒脱で飄々とした風を装いながら、 内実は 人…
風さん軽薄すぎておもろい
一見女たちに寄り添っているようでいて、つらつらと重ねる言葉にこれっぽっちの意味もないのは清々しいほど。自分が殺されるかもしれないというのにあまりに呑気な態度。
何も考えてい…
男にとって死よりも怖いこと ****
ここまで乾き切り、情念と無縁の作品も珍しい。全編に監督の非常にシニカルで意地悪な視点がある。まるで矮小な人間たちをにやにやしながら見ている感じ。善悪…
市川崑作品を初鑑賞です。
面白すぎ。
嫉妬に狂う女達のマウント合戦、その度毎にセリフのセンスが良いこと。
ところどころに挟まれる狂気的なシーンも全て見応えがあって素晴らしかった。
そしてこれは…
市川崑が、女の恐ろしさをシニカルに描いた快心の問題作。
その場の都合で十人の女と付き合うプロデューサー・風(船越英二)、
妻(山本富士子)と女優の愛人(岸恵子)を中心に、
殺す計画を企てる。
本人…
1960年頃、次々と高評価の作品を発表していた市川崑監督が、大映からご褒美的に「思うがままの映画を自由に作ってヨシ😸」との打診があり制作した本作。
モノクロの画面の中に、TVプロデューサー役の船越…
(C)1961 角川映画