せきぐちひろみ

狼たちの報酬のせきぐちひろみのレビュー・感想・評価

狼たちの報酬(2007年製作の映画)
3.9
原題:The Air I Breathe



あらすじ
生真面目な銀行員‘ハピネス’(フォレスト・ウィテカー)が、出来レースの賭博情報をたまたま耳する。平凡な日常から脱却しようと大きく賭けに出るが、フィンガーズ(アンディ・ガルシア)と呼ばれている裏社会のボスに連行され、多額の現金を要求される。自ら勤める銀行への強盗を企て人生で初めて解放感を覚えたのだった。が、彼の身には危険が迫っていた…。一方、新進ポップスターのトリスタ=‘ソロウ’(サラ・ミジェル・ゲラー)は、マネージメント会社がフィンガーズへの支払いが滞り、ソロウのマネジメント権を譲ってしまう。自分の稼ぎが全て借金にあてられている事を知った‘ソロウ’は愕然とし、逃げようとする。彼女の見張り役でフィンガーズの手下の‘プレジャー’(ブレンダン・フレイザー)は、数秒先の未来が見えてしまうという特殊能力を持っていたが、故に未来への希望を喪失していた。そんなソロウとプレジャーは互いに惹かれあっていくが、悲劇の始まりだった…。自暴自棄に陥っている医者の‘ラブ’(ケビン・ベーコン)は親友の妻であるジーナ(ジュリー・デルピー)に叶わぬ想いを寄せている。ある日ジーナが事故に遭い、一刻を争う状況の中、彼女が稀な血液を持ち合わせている事に気付くが・・・。一つの賭けが運命の歯車を狂わせ、絡み合い、衝撃のラストへ…


結構豪華なキャスト(だと思う)にも関わらず、何故か日本では未公開な映画。

評価低いですが、私は面白いと思う。
最後まで観てよくわからなかったシーンもあったので何度か観たくなったし。

フォレスト・ウィテカーはじめ、結構豪華なキャストだけあって、演技も上手。
地味なストーリーなのですが、つい見入ってしまいました。