スギノイチ

報復軍団ヴィジランテ・フォースのスギノイチのレビュー・感想・評価

2.9
敵となるギャング団はかなり凶悪で、小さな子供をショットガンでぶち殺すという過激さ。
さらに母親は息子の死を悲しむ間も無くレイプされるという容赦の無さ。
ブロンソンの『ロサンゼルス』等と違って直接的な描写は無いが…

妻を犯され子を亡くしたロバート・フォスターは非暴力主義。
これもよくある設定だ。
犯人グループに大した罪も与えられない司法に幻滅し、フレッド・ウィリアムソン率いる自警団に引き込まれるという展開。
ロバート・フォスターとフレッド・ウィリアムソン、いまいちどちらが主人公か判らず、それでいてバディものともつかず、盛り上がりに欠ける。
銃撃戦は派手だし、敵も憎たらしくて音楽も良いんだけど…
70年代的過激さと80年代的大雑把さ、良くも悪くもエクスプロイテーション映画。
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