RinaKitaura

テッド・バンディ 全米史上最高の殺人者のRinaKitauraのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

すごい話でした。
わたしがアメリカで生まれたのが1976年なのですが、まさにその当時に起こっていた事件として母も注目していたらしく、子供の頃にこの事件の話を聞かされたのを覚えています。

この映画では、女性たちが裁判に立っている被告人をテレビで見るなどして、とても殺人を犯すようなひとには見えない、と言っているシーンがでてきますが、

ラストに当時の裁判を録画した実際の映像をみて、見るからに人を殺してそうな雰囲気の人間にしか、わたしには見えませんでした。そういう前提でこの映画を見ているからかもしれないですが。。

とはいえ、
結局、殺人をしたかどうかは本人のみぞ知ることなので、常に近くにいた彼女がいちばん証拠に近い現実の彼を知っていてる存在なんだろうと思いました。

最後の最後に、
元の彼女が過去の彼との時間を思い返すダイジェストシーンがありますが、彼の行動の多くが改めて考えると違和感だらけだった、ということが伝わってきます。

まるで浮気を隠し続けてきた男との過去を、別れてから思い返してみると違和感だらけだった時のような感覚になりました。
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