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燃えよデブゴン7のurugin777のレビュー・感想・評価

燃えよデブゴン7(1979年製作の映画)
4.0
この4点は本編のアクションの素晴らしさに捧げているものです。

ユエン・ウーピン×サモ・ハン・キンポー
この組み合わせで傑作以外の何ができる!?

この映画のアクションはカンフー映画の中で群を抜いて素晴らしい出来になっている。
主演にサモ・ハン、それを筆頭に周りをユン・ピョウ、ウェイ・ペイ、ファン・ムイサン、ジャン・ジン、リー・ホイサン、フォン・ハックオン、ラム・チェンイン、チュン・ファト、ユン・モウ等とカンフー映画に欠かせない人物が揃いそしてスカイホーク鷹拳でもサモ・ハンと共演した元祖ウォン・フェイフォンことクワン・タッヒンが今作でも黄飛鴻を演じている。

アクションに関してはユエン&サモの技量が光る!
最早この映画のアクション全てが見応えであると言っても過言ではない

しかしその素晴らしいアクションとは裏腹にストーリーが死ぬほど陰湿でつまらない。
この時期のサモ・ハン作品にありがちな傾向である。
生々しい演出に余計な人物はどんどん殺していき挙句中身の無い終わらせ方、とてもではないが良いエンドとは言えない。

結論はフォン・ハックオンがド屑中のド屑!!!(笑)


傑作という部類に入るとは思うがこの陰湿なストーリーがもう少し変わっていたらジャッキー・チェンの酔拳と同等の傑作になっていたかもしれない…。
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