サムギョプサル

永遠の僕たちのサムギョプサルのレビュー・感想・評価

永遠の僕たち(2011年製作の映画)
5.0
ヒロシの「長い旅になる」がお別れを意味することに理解するまで時間がかかった
最初から結末はわかってたけどつらい

趣味:葬式巡りは最悪 両親の葬式に立ち会えなかったからと言え不謹慎すぎだと思っていたが 死に対する好奇心やトラウマからアナベルに近づいたイーノックを取り巻く生と死を受け入れ愛を知るまでの過程でラスト号泣
ナガサキいじりするアナベルにちょっとびびった ハロウィンに特攻隊の仮装も だけど坊主の加瀬亮は例外なしで好き
川に向かってお辞儀の練習をする2人、イーノックは自分からは死なない、という
対してヒロシは特攻で命を落とした、自死である イーノックの両親は事故死 アナベルは病死 「死人は尊ぶべきだ」墓地で言ったヒロシのその言葉に全てがあると思う
ヒロシターンが本当にむり泣かせてくる
バンザイの代わりに愛する人のなまえを言って死んでいったヒロシ 手紙を読むヒロシ 最後の紳士服のヒロシ すべてのヒロシが尊い
イーノックが幽霊は嘘、死んだら全部なくなる 無 だと言い放った それは彼が1番わかっているんだろう
ひとはいずれ皆死ぬ いなくなる 今も死に近づいている
私は生きてる すごい病むときあるけどてか映画中も今月の電気代高くて、金欠だし、単位がまずいことになってきたり、東京で生きていけるか不安な気持ちでいっぱいだったんだけど、どうでも良くなった よくないけど、わたしの悩み事結構しょうもなくね 朝起きて生きてて、大好きな人たちとの日常を大事にしようと思った 人類の歴史上わたしの命なんて3日程度だしね 
この映画は個人的には残された時間丁寧に生きよう系ではないと思っている
みんな死の前には平等である
ありがとう加瀬亮
来年のハロウィンには会えるといいね!