林檎

引き裂かれたカーテンの林檎のレビュー・感想・評価

引き裂かれたカーテン(1966年製作の映画)
4.5
先日BSプレミアムであった作品でヒッチコック監督、ポール・ニューマンとジュリー・アンドリュース。どの女優さんとの共演が一番合っているんだろうって思います。ポール・ニューマンを視直したくてハスラーの次に観ました。

ハスラーはモノクロだったので今回カラーのポール・ニューマンが更にカッコ良過ぎて最後まで楽しかったです。前半は東西冷戦時代のドイツということで、とっつきにくい話でしたが、段々面白い展開になりました。

農家のシーンや臨時バス、バレエ劇場と追われる、脱出する、のシーンが繰り返されドキドキする。助ける者、見破る者、面白かった。

保証人お婆さんのシーンも良かった。
こうして、お婆さん役の女優さん達を知るのが楽しみだけれど、その方も、ポール・ニューマンも既に天国で寂しいです。

観てるこっちも泣きたくなるものすごく冷淡な始まりから、後半は自ら腕を組み、君がいなくちゃやっぱりダメだとばかり肩を抱く。ラブストーリーとしても良かったです。
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