縞

引き裂かれたカーテンの縞のレビュー・感想・評価

引き裂かれたカーテン(1966年製作の映画)
2.5
出だし、暖房の効かない船内からのポール・ニューマン登場ですごく面白くなりそうなのに、全体的に盛り上がりに欠けるかな。スパイ活動の舞台装置として「連絡係と監視者」「大学教授から鍵を聞き出す」「路線バス逃亡劇」といいものが揃えてあるのに、何処となく緊迫感に欠けるし、ちぐはぐで忙しない感じ。ヒッチコックらしいハラハラする演出とそれに合った音楽もあんまり無い。ジュリー・アンドリュースの役柄の必要性があんまり感じられず…本格スパイサスペンスを期待しすぎていたのかもしれません。
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