なんかＢ級感強いけど重厚感ありそうなサスペンスみたいなパッケージ！
クラシック音楽の旋律と共に爆発する爆破装置『XR4000』！！
でも中身はやっぱりテレンス・ヒル主演の映画なんですわ。

海外から戻ってきたスキムズとその相棒のマーヴィンと爆破魔の事件を追う。公開が96年だし時パソコンに強い少女も出てくるし時代的にもわりと合う作風。

しかしテレンス・ヒルが主演になるとどうもコメディ感が強くなる。本作もサスペンスを描きつつも一方では期待を裏切らずコメディだ。パッケージでは重厚さがあるけどわりと軽快なタッチとテンポ、パソコン内でテレンス・ヒルが恐竜のグラフィックと戦うしね。

一方で刑事ものの相棒などの要素もあって意外とそこら変は王道なんだけど、サスペンスと見れば後半は凄く異色。
面白い、つまらない以前に斜めの方向に言って何も言えない…。
だけどサスペンスとして見ればかなり禁じ手ではあるんだけど、本作がサスペンスかつコメディであるから許される設定なのかもしれない。

でもそれ以上に途中出てくるババアが強すぎてそれに印象が持っていかれてしまう…。

鑑賞日: 2014/11/24