ルネ

俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-のルネのレビュー・感想・評価

4.0
2008年公開(日本劇場未公開)。監督はアダム・マッケイ。

両親が再婚した事で兄弟となった40歳と39歳のニートが巻き起こすダメすぎる日々を描いた作品。

2人とも自分に自信を持っているのだが、実際は全然ダメな感じ。 笑えるのだがある意味心の病っぽくも思えて複雑な気持ちにもなってしまった。

2人が最初に挨拶を交わしたあと、「オレをドラゴンと呼べ」、「オレはナイトホークだ」とか絶妙なネタが沢山あってかなり笑えた。

仕事の面接にタキシードで行っちゃったり、近所の小学生のブチのめされてたりするところもツボでした。

最後は『リトル・ミス・サンシャイン』的な家族愛でちょっと泣けました。この作品を撮ったアダム・マッケイ監督が、後に『マネー・ショート』を手掛けたとは驚きです。

人生に疲れたり、自分ってダメだなって凹んだ時に観ると元気が出る作品です。
ルネ

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