Ark

ミッドナイト・ミート・トレインのArkのレビュー・感想・評価

3.4
写真家のレオンは写真で売れるために必死で、深夜に出かけては他人を盗撮していた。ある日深夜の地下鉄で盗撮していると殺人現場に遭遇してしまい犯人に顔を見られる。怪しげな男を尾行して調べるうちに男たちが行っている狂気の犯行に巻き込まれてしまう。


有名になる前のブラッドリー・クーパーが主演。イケメンだし演技力もあるけど、役のせいか今ほどの輝きが見られないのが新鮮。
地下鉄の駅で男が座っている場面で思い出した。「ファーナス 訣別の朝」の冒頭、ドライブインシアターで流れていたのは本作でした。

地下鉄で人を殺してる理由が分からなかった。なぜ地下鉄で?なぜ運転士もグルで?何の目的で?というのがよく分からない。男の謎の咳やら皮膚の異常はなんなんだ?という謎が多く残る。
スプラッターみたいで血が頻繁に流れる。この映画の血はえらいドロドロしていて濃い。グロいより血がすごい。時々普通に考えてありえない血の吹き出し方をしてるのがちょっと面白い。

閉店後とはいえ店でセックスすな。そして全く“良くなさそうな”色気のないセックスシーンは初めて観た笑
殺人鬼の家に忍び込む時に見張りなしにしたり、見つかった時隠れてればいいものを覗いて見つかったり、キャラクター全員アホ。

豆腐ステーキとか、レオンやマヤという人名とか、日本人監督だからかなんとなく日本要素を感じる気もする。

ブラッドリー・クーパーが今は出ることはないであろうB級感漂う映画。実際B級なのか知らないけど、雰囲気はブラッドリー・クーパーin B級映画って感じです。そんなにおもしろくはない。
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