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男たちのout1のレビュー・感想・評価

男たち(1950年製作の映画)
2.0
第二次世界大戦後、脊髄損傷で下半身が動かなくなった男たちの苦難。
世間の目と同等に男性自身の「男らしさ」の呪縛について描かれる。
製作がスタンリー・クレイマーで、
社会問題語りが鼻に付くのですが、
後のマッチョの権化のようなマーロン・ブランドに演じさせることも含めて、
「男性性」を浮き上がらせる物語のあり方は興味深かった。

ただジンネンマンには、原理の弱さを感じてしまって、
終始テレサ・ライトの描き方などを含めて、甘いと感じてしまった。
社会派なんだけど、上底な感じと言ったら良いかな。
ダグラス・サークのような闇が見えない。
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