RIO

ワルシャワの悲劇/神父暗殺のRIOのレビュー・感想・評価

3.5
84年 ポーランドの秘密警察による事件
ボビエウシュコ神父の暗殺の実話

エド・ハリスとジョス・アックランドにティム・ロス(凄く若い)
デヴィッド・スーシェが出てきた時は
「エルキュール・ポワロ様!」って一気に持ってかれてしまいました
はまり役の役者が出てくると頭の処理を急ぐ時が多々あります
ポーランド人のアグニエシュカ・ホランドは
アンジェイ・ワイダを師匠に持つ女性監督
「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」「太陽と月に背いて」も
近々観たいです

長きにわたる共産主義 国内ではあらたに
「連帯」民主化運動が力をつけてきていた
かなりの混乱のなかで民衆の心をしっかり掴んで
大きな影響力を持った神父を狙う秘密警察
そのステファン指揮官と神父の心の動きがリアルです

クリストファー・ランバートの目が少し怪しげなのが
映画の内容を少しかき混ぜる感じがあって
結構なサスペンスでした
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