映画館で見終わった後に、思わず立ち上がりそうになったり、拍手しそうになる事はたまにあるけど、お家でなったのは初めてです。
ハーンを見守る市民の人たちと、一体になれた気がします。
インド映画のお母さんって、いつも素敵。優しさだけじゃなくて、しっかり現実も受け止めなさいって教えてくれる。
大人になって、お母さんはどんな時も自分の味方だったなって気づくような愛情がとても温かくて、でもなんとなく切なくも感じて…。
インド映画の十八番でもある、歌とダンスはありませんでしたが、全く音楽要素0という訳ではなく、個人的にはとても楽しめました!
肝心なハーンの事は全然触れてませんが、この主人公を語るには、良いとかすごいとか、ありきたりな言葉じゃ伝わらないと思います(´・ω・`)
1シーン1シーン、いろんな魅力が感じられて、例えばハーンが妻に「セックスしたい」と言うシーン。それだけ聞くと「え。」と思われちゃうかもしれませんが、私にとってはとても印象深く、純粋に好きな人と一緒にいられて幸せという気持ちが、真っ直ぐ伝わってきました。
今まで観た作品の中でも、記憶に残るキャラクター間違いなしですね。
これはぜひ日本でも公開して欲しいです。今からでも遅くないと思います。