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マイネーム・イズ・ハーンのranpiのレビュー・感想・評価

マイネーム・イズ・ハーン(2010年製作の映画)
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歌って踊るボリウッドの印象がない作品。
アメリカが舞台のインド映画。

シャー様の演技、素晴らしかった。
見た感じPKとどことなくストーリーの流れがちょっとだけ似てる気がした。
ここまで宗教の違いとか重みがある映画は初めて見たかなぁ。比べる訳ではないけど、PKは宗教のお話でもまた違う面白みを含めた解釈だったからな。
自分は宗教に熱心な家系じゃないから、やっぱりこうやってイスラム教徒の偏見差別を作品を通して目の当たりにすると、すごく酷いことだと分かるし見慣れなくてなんとも言えない気持ちになる。
報道はテロリストを多く挙げているけど、信仰している人々全てが過激派ではないんだなぁと。
それ故に結ばれない愛があるなんて本当に宗教のある生活は厳しいところもあるんだろうなぁ。見方によってはいいところもたくさんあるだろうけどやっぱり自分には慣れない世界ってイメージ。
グスンと泣けて自分の考え方をまた見つめ直せるいい作品だった。
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