宗教・怒り・憎しみ < 愛・慈悲
アスペルガー症候群であるハーンが、ある事件をきっかけに妻の怒りと憎しみによって、その仲を引き裂かれてしまいます。
次に妻の元に戻れるのは、「わたしはハーン。テロリストではない。」とアメリカ大統領に伝えられたとき。
自分がどんなに辛く寂しくなっても、妻の言い付けを最後まで守るハーンの姿に、胸が締め付けられます。
ところどころ大袈裟なシーンはありますが、感動がそれを上回ります。
私に、「自分はこんなにがんばってるのに…」と思うのは小さなことだと気づかせてくれる作品です。