あずーる

マイネーム・イズ・ハーンのあずーるのレビュー・感想・評価

マイネーム・イズ・ハーン(2010年製作の映画)
3.7

宗教・怒り・憎しみ < 愛・慈悲

アスペルガー症候群であるハーンが、ある事件をきっかけに妻の怒りと憎しみによって、その仲を引き裂かれてしまいます。

次に妻の元に戻れるのは、「わたしはハーン。テロリストではない。」とアメリカ大統領に伝えられたとき。
自分がどんなに辛く寂しくなっても、妻の言い付けを最後まで守るハーンの姿に、胸が締め付けられます。

ところどころ大袈裟なシーンはありますが、感動がそれを上回ります。

私に、「自分はこんなにがんばってるのに…」と思うのは小さなことだと気づかせてくれる作品です。