amazonでこれと第２章、序章と一気見。
「最後の鍵」は有料のため保留。
ホラーとしてはドラマ部分がしっかりとした
割と好きなタイプ。
引越し早々にオカルト現象に見舞われるため
家に憑いてる系か…と思いきや
次の転居先にもくっついてきて…って辺りから
なかなか面白くなってきた。
ジェームズ・ワンの「SAW」は
シチュエーションから勝手に妄想を膨らませ過ぎて
いまだに観ることができないシリーズですが
こちらは過激描写よりも息子を守ろうとする
ドラマの部分に主軸がある分なかなか
見ごたえがある一本になってました。
個人的には母役のローズ・バーンに
どうしても「ダメージ」のエレンがかぶってしまい
感情が入らなかったが
（ドラマ「ダメージ」ではエレンの気の強さが
鼻についたもんで苦しむ姿に同情心がわかず）
パトリック・ウィルソンの鈍感オヤジぶりと
リン・シェイさまの安定の演技で事の顛末まで
シュッと仕上げてあります。
次に繋げるラスト数分もなかなかで
第2章へと引っ張る力もある。
３本通して観ると
この一作目が一番かなぁ。
序章に至ってはリン・シェイ ファンのためのような
作りで、実際このシリーズで際立っているのは
彼女の存在そのもの。
彼女の品のある佇まいにちょっと感動した。
ところどころ「シャイニング」演出が
見受けられたりしてそこいらも気づくとなかなか
楽しい。
